- 20代の患者様ということを配慮して、エナメル質を残せる薄さでラミネートベニアの処置を行う。

ラミネートベニアとは-
歯の表面をほんの少し削って、薄いセラミックの板を貼り付ける治療のことです。
今はゼロラミという歯を削らずに貼り付けるタイプのものもありますが、元の歯の厚さにプラスしてラミネートベニア分の厚さが増える為、歯並びによっては出っ歯に見えてしまうことがあるため、患者様個人に適したものを提案しております。
ラミネートベニアのメリットとして2つあります。
1.歯の削除量が少ないこと
2.エナメル質を残せる可能性が高いこと
次の項目で上記2つの内容を説明します。
・被せ物の選び方
歯へのダメージがすくないラミネートベニア
〈メリット〉
歯を削る量が薄いので、健康な自分の歯を残せるため、ラミネートベニアに寿命が来た時に、残っている歯の量により、ラミネートベニアかクラウンという選択があります。
〈デメリット〉
薄い被せ物のため、健康な歯の大きさがある程度必要である。
むし歯などで健康な歯の量が少ないと難しい
・エナメル質とは
歯のいちばん外側をおおっている、白くて硬い層のことです。
〈歯は三層構造になっていてる〉
1. エナメル質(外側・白くて硬い)
2. 象牙質(中・やや黄色っぽい)
3. 歯髄(神経)
この中で、**エナメル質は「歯を守る鎧」役割をしています。
〈エナメル質の特徴〉
•人の体でいちばん硬い組織
•虫歯・摩耗・刺激から歯を守る
•透明感があり、歯の白さを決める重要な部分
•神経がないので、削っても直接の痛みは出にくい
エナメル質はとても重要な役割があるため、20代女性の患者様へ治療を行うにあたり、エナメル質を残せるように被せ物の第一選択としてラミネートベニアをおすすめしています。
ラミネートベニアの1つのメリットとして、被せ物にも寿命があるため、20代という若さで治療する寿命が80歳と考えても残り60年あります。
60年もその被せ物をずっと使用するのは難しいため、二回目の治療が可能なように歯の削る量が少ないラミネートベニアで治療しています。
矮小歯とは、子供の歯が抜けた後に大人の歯が生えて来ますが、その大人の歯が通常より小さく生えてくることをいいます。
今回のケースは歯列が詰まっている矮小歯の方のため、ラミネートベニアだけじゃ治せないのです。
理由としては…
ここにラミネートベニアする場合は、矮小歯の横幅しかないため、サイズを変えることができません。
そこで必要になってくるのが矯正になります。

